大阪品質管理協会
   
第39回KAIZEN事例発表大会
   
とき 平成30年1月26日
ところ 建設交流館 グリーンホール
発表者 7サークル

今回で39回目を迎えるKAIZEN大会が、平成30年1月26日(金)に行われました。会場は大阪府西区の建設交流会館で、7社の発表企業に参加して頂き、盛大かつ活況な発表大会となりました。

審査につきましては、審査委員長に当協会講師の松原徹様、審査委員に大阪府を代表して北出芳久様、当協会相談役の津田康平様にご担当頂きました。

発表は午前4チーム、午後3チームで、持ち時間は18分間と限られた時間の中ではありましたが、日頃のKAIZEN活動の成果を存分に発表頂きました。それぞれのチーム発表は大変素晴らしく、優劣つけ難い大接戦となりました。

その中で見事栄えある知事賞を受賞されたのは、サムテック(株)「サクラサークル」チームでした。「サクラサークル」チームの活動テーマは、「部門方針の稼働率90%達成のため段取り替え時間の個人差を無くしたい」でした。現状把握から2名に絞って、問題点と対策を何度も検討しベテラン作業員とほぼ大差がない時間まで達成された事はとても素晴らしく、また各作業工程毎の作業内容を詳細に分析され標準化されましたのは、各企業様のお手本となるものでした。

会長賞は、日信特器(株)「物流のブッダ君」チームでした。活動テーマは、「作業時間の削減、ムダな業務時間」で、物流業務における部品出庫時のムダな時間に絞って要因の解析と対策の検討を実施し、またルールを決めレイアウトを見直し仮置きを禁止し、通路をスッキリさせ、表記も大きく分かりやすく改善された事は、ものづくりの基本である「5S3定」の考え方に基づいた活動で、今後の発表チームにとても参考になる内容にまとめられたと思います。

その他の各社の受賞は別表に記載のとおりです。皆様には大変素晴らしい発表を頂いたことを感謝申し上げます。次回も是非この発表大会に参加して頂けることを期待しております。

審査の講評については、審査委員長の松原徹様より頂きました。各サークルの良い点、改善の余地がある点や小集団活動の進め方について、大変わかりやすく解説して頂きました。今回の評価は大変難しく各チームが甲乙付け難い発表内容であったために、各賞を決めるのは大変苦労されたと聞いております。

特別講演は、ピーキューブ(株)代表で成沢俊子様に「トヨタのやり方に学び、明るく楽しい職場をつくろう」というテーマでお話を頂きました。トヨタ式とリーンの違いから、現場のムダ、TWIによる人の育成について大変参考になる内容で楽しくご講演を頂きました。詳しくは別載されておりますので、ご高覧下さい。

最後ではございますが、大会進行におきましては不行き届きな点も多々あったかと思いますが、参加頂いた各チームの皆様とご参加の皆様のお蔭をもちまして、素晴らしい発表大会が開催できましたことを心より感謝申し上げます。

今後とも、本大会の発展に皆様のご協力の程を宜しくお願い申し上げます。

 (担当:横山運営委員)

No. 発表企業名 サークル名 テーマ 受賞各賞
1 サムテック(株) サクラサークル T1200ラインにおける段取り替え時間の短縮 大阪府知事賞
2 ㈱ナカキン ハンドワーカー 5工程J25型ポンプ作業時間短縮 優良賞
3 (株)トーケン スペシャリスト 圧印工程における箱替え作業の負荷を低減 優良賞
4 (株)理光フロートテクノロジー 3C 自動機からの1次・2次製品の落下撲滅 優良賞
5 鳥取ロブスターツール(株) 海老’S様 部品出荷ミスの削減 優良賞
6 日信特器(株) 物流のブッダ君 部品出庫時間の削減 会長賞
7 高周波熱錬㈱ D-MONSTER D社製品の検査効率向上 優良賞